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 寄せ書き 
堺三保「星作品の偉大さ」

脚本家・翻訳家・評論家
 星新一賞の一次及び二次審査を第一回からずっとさせていただいている堺三保ともうします。

 私は、いわゆる第一世代のSF作家の皆様と関わらせてもらうには少々若かったこともあり、星さんとはお会いしたことも残念ながらありません。 さらに言うと、読書は長編派の私は、星作品の熱烈なファンというほどでもないのです。

 そんな私ですが、星賞の審査を続ければ続けるほど、星さんの偉大さを改めて思い知らされております。

 ショートショートというとても短い形式の中に、必要最小限のキャラクター描写と溢れるほどの奇想を詰め込み、キレの良いどんでん返しで落としていくその凄みは、星さんの作品だけを読んでいては、ついつい星作品なら「あたりまえ」のこととして見落としてしまいがち(そして、ひたすら作品そのものを楽しんでしまいがち)です。 かつての私もそうでした。

 ところが、その星さんの名前を冠したショートショート文学賞の応募作群を何百と読んでいると、星作品の完成度の高さを思い起こさざるを得なくなるのです。

 おそらく、今までもそうであったように、星さんの作品群はこれからも読み継がれ、語り継がれていくことでしょう。 願わくば、星賞へ挑戦する応募者の皆さんにも、今一度、いや二度三度四度と、繰り返し星さんのショートショートを読み込み、その凄さをじっくりと研究していただきたいと思っています。

 そしていつの日か「第二の星新一」と称されるような方が登場する日を心待ちにしています。


2024年1月

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